厚生年金・健康保険に加入をする事業所には、毎月保険料が請求されます。
急に高くなった!と思うことはありませんか?
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
厚生年金・健康保険料(以下、社会保険)は毎月、年金機構より請求書が届きます。
保険料額が前月より何十万円~も高いということはありませんでしょうか。
原因はいくつか考えられます。
【厚生年金・健康保険】会社の社会保険料が急に上がったときの原因は?
会社の社会保険料は、月ごとに決定され年金機構より請求されます。
社員の入退社により加入者数が動くと保険料は、多少変動することになります。
そんな保険料の額が、数十万やそれ以上のレベルで急に上がったということはありませんでしょうか。
原因はいくつか考えられます。
そんな中で恐らく可能性が高い原因は…
賞与の保険料が反映されている可能性が高いです。
賞与支払届を年金機構へ提出すると、賞与分の保険料も請求がされることになります。
提出時期によりますが、翌月の請求に乗ってくることが多いです。
保険料が高いと思ったら、賞与支払届の提出をご確認ください。
他にはどんな原因が考えられますか?
例えば、数か月分さかのぼって月額変更届を提出した時は、数か月分の保険料の差額がまとまって請求されます。
何らかの手続きが影響していることが多いので、直近のお手続きをご確認ください。
オンライン事業所年金情報サービスで増減内訳書を確認できます。
保険料の増減は、増減内訳書で確認することができます。
以前は、郵送で取り寄せるものとなっていましたが、現在はオンラインで確認をする形になっています。
年金機構の「オンライン事業所年金情報サービス」を利用すると確認ができます。
保険料増減の原因がわからないときは、コチラのサービスを利用するのも方法だと思います。
併せてご参考ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
会社の社会保険料が急に上がったときの原因についてご紹介いたしました。
- 会社に請求が来る社会保険料が急に高くなったときは、賞与の保険料が影響している可能性が高いです。
- その他、月額変更届などの原因も考えられます。
- 保険料の増減内訳書を年金機構より取り寄せることができます。
社会保険料がおかしいなと感じたときは、ぜひご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。