失業中の給付金を受け取る手続きで離職票を使います。
離職票は1と2があるのですが、どう違うのでしょうか。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
退職後、ハローワークで失業給付金の手続きをするケースは多いかと思います。
手続きで使う離職票には、1と2があります。
今回は、離職票の1と2についてご紹介いたします。
【サンプルで確認】雇用保険離職票-1と2の違い
失業中の給付金(いわゆる失業手当)の手続きで離職票を使う話は、聞いたことがある方も多いかもしれません。
離職票は1枚の用紙ではなく、離職票-1と2の2種類があります。
1と2両方を希望すると会社に伝える必要があるのでしょうか。
希望をしなくても、会社が離職票発行手続き(資格喪失)をすると、両方が発行されます。
給付金の手続きには、両方が必要になります。
紛失しないようにご注意ください。
離職票1と2の違いを確認したいです。
次の項では、サンプルと使って離職票1と2を確認します。
離職票-1と2のサンプル
ここからは離職票-1と2のサンプルを参考に違いを確認します。
まずは、離職票-1です。
平成時代のものとなり、少し古いのですが、現在もほぼ同じです。
サイズは、A4サイズで縦長の様式です。
実際に交付される離職票1は、被保険者番号や氏名、会社名などが印字されています。
また、サンプルでは確認ができませんが下部に金融機関を記入する欄があります。
ここで記入した口座へ給付金が振り込まれます。
離職票-2のサンプル
離職票-2は、こちらです。
私が持っている白紙の離職票をスキャンしたものとなります。
こちらは、A3の横型のサイズとなっています。
ただし、会社で電子申請で手続きをした場合はA4の横サイズとなります。
どちらのサイズでも同様に使用することができます。
離職票-2には、在職中の賃金の金額などが記載されています。
給付金の額がこの離職票-2で決まるので大切な書類です。
給付金の手続きで離職票を持参するときは、2種類を忘れずに持参ください。
その他、受給に関する内容をまとめた厚生労働省のページを合わせてご案内いたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
雇用保険離職票-1と2の違いについてご紹介いたしました。
- 失業中の給付金の手続きには、離職票-1と2を両方使います。
- 離職票-1は、A4縦形の用紙で金融機関を書く欄などがあります。
- 離職票-2は、A3横形で賃金額などが記載されています。(電子申請版はA4横形)
お手続きの際は、ぜひご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。