8月29日、2024年の最低賃金が全都道府県分発表されました。
全国平均1,055円となり、過去最大の上げ幅が見込まれています。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
先日の記事にて、2024年最低賃金の速報をご紹介いたしました。
8月29日、全都道府県分での最低賃金が出揃いました。
今回は、改めて2024年最低賃金の金額についてご紹介いたします。
【改正】2024年最低賃金が出揃い、全国平均1055円へ
まずは、ニュースサイトをご紹介いたします。
先日の速報記事では、全国平均の1,054円へ…とご紹介いたしましたが、1,055円となる見込みです。
時事通信社のサイトで見やすい図表がありましたので引用します。
壁の一つとされている1,000円超えの都道府県は16となり、倍増したことになります。
全都道府県で1,000円を超えるのも、そう遠くないのではないでしょうか。
徳島県の上げ幅は84円で、最低賃金は980円へ
先ほど引用した表は、50円アップの目安を基準に色分けがされています。
目安を超えてアップした県は色付けがされています。
例えば、東京都は目安通りの50円アップなので、白になっています。
目安+1円~9円が多くみられますが、徳島県だけ目安+34円と異次元の上げ幅になっています。
目安が50円ですので、84円のアップとなります。
この決定は、人手不足・人材確保が背景にあるようです。
効果の検証などもとても気になる決定です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2024年最低賃金の都道府県ごとの金額についてご紹介いたしました。
- 最低賃金の全国平均は、1,055円となる見込みです。
- 1,000円を超える都道府県は16となり、倍増となります。
- 徳島県は目安50円アップを大きく超え84円アップとなります。
適用は10月からとなりますので、ぜひご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。