社労士試験は、覚えることが多く苦労されている方が多いかと思います。年金や健康保険は、数字の出題も多いですね。
暗記の武器として、ゴロ合わせを活用されてみてはいかがでしょうか。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
社労士の試験は、科目数が多く覚えることが膨大です。
一人ひとり色々な勉強法をとっているかと思いますが、
「ゴロ合わせ」暗記法を使っている方はいらっしゃるでしょうか。
ちょっとしたコツや、おすすめの本をご紹介いたします。
【社労士試験対策】秘密兵器?語呂合わせってアリ?
まずは、僕がゴロ合わせを使っていたかどうかについて…
こんな記事を書いている時点で、お察しかと思いますが…
はい。ゴロ合わせは、結構使っていました。助けられました。
ゴロ合わせは、裏技のようでちょっと…
やっぱり、しっかりと暗記していかないと!
という気持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
実は、僕もはじめのうちは、そんな気持ちでした。
しかし、やはり最後は覚えたもの勝ちだと思いゴロ合わせで覚え始めました。
もちろん、個人差があるとは思いますが、
試験で勉強(暗記)したことをすべてフル稼働させて仕事をする人は、ほとんどいないと思います。
こだわりがある方は、その部分だけは、しっかりと覚え、
それ以外はゴロでも、とにかく覚える!という切り替えもアリかもしれませんね。
まずは理解、その後に暗記
これは僕のおすすめ方法ですが、暗記に入る前に、
まずは覚える単語、数字の背景にある理論的なことを、ある程度理解されたほうが良いです。
ゴロを使ったとしても、無味乾燥な単語を覚えるのと、
理解という味付けがされた単語を覚えるのとでは、定着度が違います。
キツイかとは思いますが、まずは理解への取り組みをお勧めします。
おすすめの本や、その他のコツ
僕が受験生の頃は、澤田先生(当時TACの講師)という方が書いた「30日で完成!社労士語呂合わせ」という本を使っていました。
現在も、年度版が刊行されており、見かけるたびに懐かしくなります。
2021年試験用も刊行されますね。よろしければコチラより
➡ 「30日で完成! 超速暗記! 社労士語呂合わせ 2021年度」( https://amzn.to/3teMoTS )
※なお、2022年版は、5月現在、刊行されておりません。
他にも対策本はあるのかもしれませんが、僕が見かけるものは、ほぼこの本でした。
この本の、おすすめのポイントは!
ゴロに添えられたイラストが特徴的なところです。
暗記作業をするときは、絵(イメージ)と組み合わせると効果的と言われています。
そういった意味でも、テーマごとにイラストがついていたこの本は重宝していました。
馴染まないゴロもある?
先ほどの本もそうですが、その他皆さんがお使いのテキストにも、
色々なゴロが紹介されているかもしれません。
ゴロで楽々暗記!
と思いますが、中にはしっくりこないゴロもあるかと思います。
(僕はありました)
そんなときは、無理にゴロを使う必要はないのかな、と思います。
このあたりは鼻をつまんで、丸暗記するしかないですかね。
有名なゴロを一つ紹介
これは、とても有名な労働基準法のゴロですが、
「勝つべしジュリー」というものがあります。
割増賃金の算定から外す賃金の一覧なのですが、
- 「か」家族手当
- 「つ」通勤手当
- 「ベ」別居手当
- 「し」子女教育手当
- 「じゅ」住宅手当
- 「り」臨時に支払われた賃金
- 「ー」1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金
の頭文字で、「勝つべし、ジュリー」といったものです。
ジュリーを応援しているイメージとセットで完璧ですね。
ジュリー?誰?
若い受験生さんは知らないかもしれませんが(僕もあまり詳しくありませんが…)
沢田研二さんという、芸能人です。良かったら検索してみてください。
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自分のオリジナルのゴロは忘れにくい
僕は、そんな持論があります。
いまだよく覚えているものが、「被用者に対する児童手当の給付費の負担割合(3歳未満の子ども)」というもの。
その負担割合は、次のようになっています。分数が多くて、混乱しますね。
まず事業主の数字は、分数を下(分母)から読み、「行こ(15)ーな(7)。」
社長が子供を遊びにつれていくイメージです。これは、わりとノーマルですね。
問題は次から…
当時、一緒に働いていた人で「よしこ」さんという人がいました。
職場でも、「いろいろと」頑張る彼女を、僕は「よっこ」さんと呼んでいました。
以上を踏まえ、分数を上(分子)から読みます。
国の大臣となり、「いろ(16)いろと仕事をする、よっこ(45)さん」
(略して、色々よっこ)
こんなとんでもないゴロ合わせを何故か今も覚えています。
都道府県と市町村は、県庁や市役所によっこさんを登場させて
「よ(4)いよ(4)い、よっこ(45)」こんな感じです。
大臣と、県庁・市役所のイメージ付けが重要です。混ざったら元も子もありませんからね。
ぜひ、オリジナルのものを作ってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 試験は覚えたもの勝ちという一面があり、ゴロは有効に活用がおすすめ!
- 理論をある程度身に付けてから、暗記すると定着率アップ!
- 僕が受験生の頃から刊行が続いている、澤田先生の本( https://amzn.to/3teMoTS ) がおすすめ。
- 絵(イメージ)と一緒に覚えると、忘れにくい!
- オリジナルのゴロ作りも、価値あり!?
国民年金の金額などは、毎年変わっているので、ゴロを考える先生は、本当に尊敬します。
ただ、ゴロの量が増えすぎるのもしんどいかもしれません。
自然に覚えられたものがある程度できてから
ラストスパート!
という感じで、ゴロを覚えるというのも悪くないかもしれませんね。ご参考いただければ幸いです。
僕の試験体験談や、他の試験関係の記事も読んでいただけますと嬉しいです。➡こちら
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最後に、少し余談です。。。
澤田先生は、現在、TACで講師はされていないようです。
僕は、社労士会の研修でお会いしたことがあり、その時は感動しました。
良い本ですので、よろしければチェックしてみてください。
※なお、2022年版は、5月現在、刊行されておりません。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。