【開業体験談】3つのメリットを紹介!屋号付き銀行口座を開設したストーリー

社労士開業体験談(コラム)

—お店を開業したテツオ君。悩みごとがあるようです。

テツオ
テツオ

開業届を税務署に持っていったよ!

ミサト
ミサト

いよいよ、事業スタートだね。

会社を経営してる友達のケンタくんは、銀行の法人口座を持ってるんだけど、僕は個人事業主だから、無理だよね。

法人口座は作れないけど、個人事業でも屋号付きの口座を作ることができるよ!

そうなんだね!作ってみるよ!

ブログへお越しいただきありがとうございます。

社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。

社労士などの士業に限った話ではありませんが、個人事業主として、

屋号の入った口座の開設を考えている方は、いらっしゃいますでしょうか。

開設することによるメリットはあるのでしょうか。

今回は、僕が個人事業主として屋号付き口座を開設した体験談を、ご紹介いたします。

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3つのメリットを紹介!屋号付き口座を開設したストーリー

3つのメリットを紹介!屋号付き口座を開設したストーリー

会社などの法人を設立された場合は、法人として口座を開設して、経理に使うケースがほとんどですね。

一方、社労士や税理士さん、行政書士さんなどもそうですが、士業や飲食店さんなどの個人事業主の場合は、法人口座を作ることができません。

そんなとき、事業主さんの個人名義の口座を使われているケースも多いかと思います。

ところが、個人事業主でも屋号の入った口座を開設することができます。

開設をすることで、どんなメリットがあるのでしょうか?

僕が作成したジャパンネット銀行(令和3年4月5日よりPayPay銀行に改名)のお話をさせていただきます。

屋号付きの口座の、3つのメリットをご紹介!

屋号付きの口座の、3つのメリットをご紹介!

それでは、

僕が口座を作る(作った)にあたり気付いたメリットをご紹介いたします。

【メリット1】確定申告のため!

個人事業主は、毎年、確定申告を行います。

売り上げや、経費などを報告することになるお馴染みの手続きですね。

生活用の口座と、事業用の口座が混ざってしまうと…

このときの支出って、生活品を買ったのかな?仕事で使う備品を買ったのかな?この日の振り込みって、事業の収入で良かったかな?
全然覚えてない!

こんなことが、起こりえます。

屋号付きの口座を作って、分けて管理しておけば、安心ですね。

また、これは銀行や会計ソフトに寄りけりなところがありますが、会計ソフトとネット上で連動させることができます。

僕はマネーフォワードというソフトを使っていますが、連動させて使っております。

便利な時代ですね。

なお、確定申告で税理士さんをお探しの時は、税理士ドットコムのサービスがおすすめです。

無料で、ご自身に合った税理士さんを探すことができます。

ご興味のある方はコチラより➡税理士ドットコム

【メリット2】信用力アップのため

2つ目のメリットは、信用力のためです。

例えばこんなケース

「黄金旅程 社労士事務所」(架空の事務所名です)を経営する鈴木さん。

お客様へ報酬請求書を発行します。

この口座へ振り込みをお願いします。

このときに、鈴木さんの個人口座だと…

口座名が「黄金旅程 社労士事務所」じゃなくて、鈴木さんの名前だな。大丈夫かな。

仲の良い取引先なら、問題ないかと思いますが、

初めてお仕事をいただいた人だと、上記のような印象を持たれるかもしれません。

また、後ほど記載いたしますが、屋号付き口座は、専用の手続きを経て開設されます。

そういった手続きを済ませているということも含めて、

取引先の信用アップにつながるのかなと思います。

【メリット3】自分の意識アップのため

先ほどのメリット2は、対外的信用のアップでしたね。

一方の、こちらは自分の意識のためといったところです。

自分の事務所の屋号の入った口座を開設することで、

よーし、がんばるぞ!

という意識が持てるのではないでしょうか。

僕だけですかね…。



どこが、オススメ?僕はジャパンネット銀行(現PayPay銀行)を作りました!

どこが、オススメ?僕はジャパンネット銀行を作りました!

さて、実際に屋号付き口座の開設したときのお話をさせていただきます。

僕が調べた限りですが、かなり幅広い金融機関で屋号付き口座の開設が可能です。

メガバンク、ネットバンク、信用金庫、地方銀行、ゆうちょ銀行もオッケーです。

ただ、開設に必要な手続きは金融機関によって、さまざまでした。

そんな中で、僕が選んだのはジャパンネット銀行(令和3年4月5日よりPayPay銀行に改名)です。

3つの理由をご紹介します。

【理由その1】屋号口座だけで作れる

銀行さんによっては、個人口座を持っていることが、屋号付き口座を作る条件というところがありました。

屋号付きの口座を作るためだけに、個人口座を作るのは、手間ですよね。

屋号口座だけをつくれるのは、ジャパンネット銀行(PayPay銀行)の良いところでした。

【理由その2】手続きが比較的簡易

口座開設に必要な書類は金融機関によって様々です。

ジャパンネット銀行(現PayPay銀行)は、専用の申込書と本人確認書類と開業届のコピーでオッケーです。
(開業届は税務署に提出する書類です。僕が開業届を提出したエピソードは➡こちら

それだけで、審査できるの?

申込みの時に、ホームページ等のURLを記載することになります。

そういったところで、事業の確認をしているのかなと推測されますね。

ホームページがないときは、チラシなどを提出することになるそうです。

※ 審査の流れは、変更になっている可能性がありますので、事前にご確認いただければと思います。

また、インターネットバンクなので、自宅から手続きが可能です。

全部を比較したわけではありませんが、手続きがとても簡易なところだと思います。

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【理由その3】手数料が安い!

インターネットバンクは、全体的に振込手数料が低めになっています。

一回一回の金額は、それほどでもありませんが、

積み重なると節約につながってきますね。

こういった理由から、僕はジャパンネット銀行(現PayPay銀行)で屋号付き口座を開設しました。

参考までに、リンクをご案内いたします。

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ネットバンクとリアルバンクは、どっちが良い?

ネットバンクとリアルバンクは、どっちが良い?

僕は、最終的には、ネットバンクにしたわけですが、ここは悩んだところです。

聞き馴染みのあるリアル銀行のほうが良いのかな…

といった悩みや、そのほかにも、

個人事業主なら、地域密着の信用金庫!

こんな考えもありましたね。

悩んだ結果、先ほどご紹介のメリットを比較して、

ネットバンクであるジャパンネット銀行(PayPay銀行)にしたわけですが、ネットバンクを選んだ理由がもう一つ…

屋号付き口座は、最寄の金融機関で作るルールがあります。

ゆくゆくは、事務所の引っ越しを夢見ている僕は、

ネットバンクを作れば、最寄関係なく口座を持てるな。

という考えもありました。

メリット、デメリットがどちらもありますね。

それぞれの事情に合わせて、検討いただければと思います。

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まとめ ~屋号付き口座は、メリットが多くおススメ!~

まとめ ~屋号付き口座は、メリットが多くおススメ!~

いかがでしたでしょうか。

  • 口座を分けることにより、確定申告のときに便利!屋号付き口座で信用度もアップ!
  • 僕のおすすめは、pay pay銀行(元ジャパンネット銀行)! 手続きが比較的平易で、屋号付き口座だけの開設も可能。
  • ネットバンクとリアルバンク、それぞれにメリット・デメリットが有り、事情に合わせた検討がおすすめ!

銀行も戦国ムードといった感じで、さまざまなところがありますね。

今後、サービスにも変化が現れるかもしれません。

長く使っていくことになるかと思いますので、慎重に選びたいですね。

口座作りの際に、ご参考いただければ幸いです。

他にも、開業体験談やコラムなどを書かせていただいております。

よろしければ➡こちらより読んでいただけますと嬉しいです。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

☆この記事を書いた人☆
社労士 鈴木翔太郎

東京の秋葉原の社会保険保険労務士です。
社会保険・労働保険などの手続きを中心に労務関係のお仕事をしています。ハローワークや年金事務所・労働基準監督署へ提出する書類でお困りの際はぜひお声かけください。
⇊ご依頼は、ホームページよりお待ちしています。⇊

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