令和4年3月から年金手帳に変わり、基礎年金番号通知書が発行されます。
いったいどんなもの?使い道は何でしょうか?
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
令和4年3月をもって、年金手帳が廃止されます。
代わりとして、基礎年金番号通知書が発行されることになります。
今回は、基礎年金番号通知書のご紹介をいたします。
基礎年金番号通知書の再交付方法の記事は、コチラ⇊
【年金手帳は廃止】基礎年金番号通知書とは、どんなもの?【令和4年4月から】
年金手帳と言えば、基礎年金番号を確認するアイテムとして、長年ご愛顧いただいていました。
年金の記録用としての役目もありますが、番号の確認で使うことの方が多かったはずです。
この年金手帳は、令和4年3月で廃止されることになります。
令和4年4月から年金手帳は、基礎年金番号通知書に変わることが年金機構より発表されています。
基礎年金番号通知書って、どんなデザインですか?
年金機構のホームページよりイメージ画像を引用します。
縦54mm×横85mmというサイズとなります。
だいたい名刺と同じくらいです。
僕は大き目のペラ紙を連想していたので、すこし意外です。
お財布の中にも入りそうなサイズですね。
基礎年金番号のほか、氏名と生年月日が記載されるようです。
使い道としては番号の確認用で、年金手帳のように記録をするスペースはありません。
令和4年4月以降、初めて年金に加入すると年金手帳ではなく基礎年金番号通知書が発行されます。
初めて加入するときとは、よくあるケースは、20歳になるときですね。
なお、廃止と同時に年金手帳の再発行もできなくなるそうです。
年金番号を確認するときは、基礎年金番号通知書の発行手続きをすることになります。
お持ちの年金手帳は、今後も使えます。
ここまで、年金手帳が基礎年金番号通知書に変わるというお話をご紹介しました。
現在、多くの方が年金手帳をお持ちかと思います。
今持っている年金手帳は、どうなっちゃうの?
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
既に年金手帳を持っている方は、今後も年金手帳で基礎年金番号の確認をすることができます。
新たに基礎年金番号通知書が届くということもありません。
今後も大切に保管いただければと思います。
令和4年4月以降は、年金手帳の再発行ができなくなるので、ある意味レアなアイテムになりそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
年金手帳と基礎年金番号通知書のご紹介をさせていただきました。
- 令和4年4月から年金手帳が廃止され、基礎年金番号通知書が発行されます。
- 基礎年金番号通知書は、名刺くらいのサイズ、番号と氏名、生年月日が書かれています。
- 今の年金手帳は、今後も使えます。
年金の記録は、オンラインで確認できる時代になりました。
記録簿として年金手帳を使うことは、ほとんどなくなったようです。
手帳のフォルムなどが好きだったので少し寂しくなります。
あの肌触りも嫌いじゃなかったのですが…
とはいえ、年金手帳の事務費などが減り、費用の削減につながるのかなという希望もあります。
基礎年金番号通知書を活用していきたいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。