会社で加入する健康保険には、組合健保・協会けんぽの種類があります。
自分が入っている健康保険は、どう見分ければよいのでしょうか?
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
会社で加入する健康保険は、組合健保、協会けんぽの2種類があります。
同じ健康保険ではありますが、いくつかの違いがあります。
自分が加入している健康保険は、どの種類?と気になることはありませんか?
今回は、加入している健康保険の見分け方についてご紹介します。
組合健保・協会けんぽの違いについては以前解説させていただいたことがあります。
併せてご参考ください。
【健康保険証で確認】加入している健康保険の種類の見分け方
早速ですが、加入している健康保険の見分け方です。
健康保険の加入者でしたら誰もが持っているアイテムで確認ができます。
健康保険証に加入している健康保険の種類が書かれています。
協会けんぽの保険証で確認
参考に協会けんぽの保険証のサンプルをご紹介します。
全国健康保険協会は、協会けんぽの正式名称です。
健康保険証に全国健康保険協会と書かれていたら、協会けんぽに加入していることになります。
〇〇支部って何ですか?
協会けんぽは、各都道府県に支部を置いて運営されています。
〇〇には、都道府県名が入ることになります。
保険サービスには変わりありませんが、協会けんぽは保険料率が都道府県によって異なります。
組合健保も同様に確認
組合健保に加入しているときも、保険証で確認ができます。
全部と言い切る自信はないのですが、多くの健康保険組合で保険証の下の部分に書かれているようです。
健康保険組合は、それぞれの組合が独自に運営しています。
〇〇業健康保険組合など…健康保険組合の種類を確認することができます。
健康保険組合によっては、付加給付があったり福利厚生が充実していることもあります。
機会がありましたら、加入している組合のホームページなど見てみると発見があるかもしれません。
紙の保険証は、国民健康保険
ここまでは会社で加入する健康保険のご紹介でした。
中には、紙タイプの少し薄い保険証をお持ちの人もいるかもしれません。
組合健保・協会けんぽともに、プラスチック製のカードになっています。
そちらは、国民健康保険の保険証の可能性が高いです。
(75歳以上が加入する後期高齢者医療も紙タイプがあるようです。)
健康保険証に国民健康保険と記載があったら市区町村が運営する保険に加入していることになります。
国民健康保険は、自営業者さんなどを中心に利用されていご自身で保険料を納付することになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 加入している健康保険の種類は、健康保険証で確認ができます。
- 保険証の下部分に書かれていることが多いです。
- 紙のタイプの健康保険証は、国民健康保険です。
ご自身の健康保険の種類が気になったときは、ご参考いただけますと幸いです。
記事内でも触れましたが、健康保険組合は福利厚生サービスが充実していることもあります。
某有名テーマパークの特別利用券などもあったりするようです。
気になる方は、調べてみるのも楽しそうですね。
組合健保・協会けんぽの違いについての記事も併せてご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。