産休・育休周りは年々制度が複雑化されています。
わかりやすく制度がまとまった一冊をご紹介いたします。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
子育て支援が注目される昨今です。
育児休業をはじめ、子育て世代の雇用環境をよくするため様々な法改正がされています。
複雑な制度をわかりやすくまとめた産休・育休に特化した書籍をご紹介いたします。
【ブックレビュー】虎の巻!「総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本」!
今回ご紹介するのは、こちらの書籍「総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本」( ➡ https://amzn.to/43bkJFh )です。
産休・育休に特化した貴重な一冊となります。
日本実業出版社から出版され、著者は社労士の宮武 貴美先生です。
宮武先生は、他の著作も評判が良いそうです。
次の項では、簡単に内容やおすすめポイントをご紹介をいたします。
改正法を元に実務担当向けに解説
育児休業に関する法律は、2022年に大きめの改正がありました。
有期雇用労働者の扱いや、男性の新休業制度(産後パパ育休)の創設など…
こちらの書籍は、改正法に対応された内容となっています。
実務担当者がどう対応すれば良いかという視点で書かれ、実用性がとても高くなっています。
社員への制度説明にかなりのページが使われているのも特徴です。
女性社員、男性社員、管理職用とケース別で制度説明のポイントが解説されています。
実際に休業する社員だけでなく、部下が休業に入る管理職向けの解説もあり、現場でも役立つと思います。
各種手続きを記載例付きで解説
産休・育休中は、健康保険、厚生年金、雇用保険と保険をまたいで様々な手続きが発生します。
更には、復職後も社会保険料の改定手続きなど発生する可能性があります。
各種手続きが記載例付きで解説されています。
資料や規定例が充実
こちらの本は購入者特典として産休・育休に関する資料や規定例がダウンロードできるようになっています。
昨年の法改正で、妊娠・出産(本人または配偶者)の申し出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置の説明が企業には義務付けられています。
わかりやすい資料は重宝するかと思います。
また、育休関係は年々制度が複雑になっています。
各種規定の整備でも役立つ資料も付いてます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本」をご紹介いたしました。
- 「総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本」( ➡ https://amzn.to/43bkJFh )は、2022年の大きな法改正に対応した産休・育休に特化した書籍です。
- 社員への制度説明なども充実した実務担当者向けの役立つ一冊です。
- 購入者特典として、産休・育休に関する資料や規定例がダウンロードできて非常に便利です。
冒頭でも触れましたが、子育て支援は社会的にも注目される分野です。
産休・育休ともに、これからも重要になってくることは間違いありません。
虎の巻のような一冊ですので、ご興味がありましたら是非お手に取っていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。