厚生年金標準報酬月額上限の引き上げの方針

時事・改正情報

厚生年金の標準報酬月額は、65万円が上限となっています。

上限の引き上げが議論されることになります。

厚生年金の標準報酬月額は、65万の上限が設定されていて保険料が決まります。

この上限が65万から引き上げられる案が議論されることになります。

今回は、厚生年金標準報酬月額上限の追加の方針についてご紹介いたします。

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厚生年金標準報酬月額上限の引き上げの方針

厚生年金標準報酬月額上限の引き上げの方針.

現在、厚生年金の標準報酬月額は65万円が上限となっています。

これにより、報酬額が80万の人も100万の人も標準報酬月額65万円に基づいた保険料を支払うことになっています。

この上限額の引き上げが議論されることになります

年金の制度改革に向けて様々な議論がされています。

基礎年金の給付水準引き上げに厚生年金の積立金を使うことが予定されており、上限引き上げによる保険料が使われる可能性もあるかと考えられます

どれくらい上がるのでしょうか。

上げ幅は今のところ未定となっています。(2024.11月)

健康保険の標準報酬月額は、65万→68万→71万と続いているので、おそらくは68万になるのではと筆者は考えています。(※ 正式な情報はでておりませんのでご了承ください)



令和2年9月にも改定

厚生年金の標準報酬月額は、令和2年9月に62万→65万へ改定がされています。

上昇傾向にあることが分かります。

今後も上がっていく可能性が高いです。

健康保険の上限はいくらですか

なお、健康保険の上限は139万円となっています。

これからの動きにも注目いただければと思います。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

厚生年金標準報酬月額上限の引き上げの可能性についてご紹介いたしました。

  • 厚生年金標準報酬月額の上限は、現在65万となっています。
  • 上限の引き上げが議論されることになります。
  • 厚生年金の標準報酬月額は、令和2年9月に62万→65万へ改定がされています。

ご参考いただけますと幸いです

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

☆この記事を書いた人☆
社労士 鈴木翔太郎

東京の秋葉原の社会保険保険労務士です。
社会保険・労働保険などの手続きを中心に労務関係のお仕事をしています。ハローワークや年金事務所・労働基準監督署へ提出する書類でお困りの際はぜひお声かけください。
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