社会保険と言えば、年金保険、健康保険、介護保険です。年金や健保に比べて介護保険はなじみが薄いという方はいらっしゃいませんか?
筆者が勉強のために買った介護保険の入門書をご紹介いたします。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
社労士業務をしている方で、年金や健康保険を扱うことは多いです。
それに比べ、社会保険のもう一つの柱、介護保険を扱うことは意外と少ないように思います。
(個人的にですが…)
勉強をしてみようと思い、本を買ってみました。
今回は、介護保険の入門書「スッキリわかる介護保険」をご紹介します。
【ブックレビュー】入門書!「スッキリわかる介護保険」
介護保険は、社労士試験でも出題されます。
しかし独立した科目ではなく、一般常識という科目の一部というやや小さい扱いです。
その後、社労士の仕事を始めるようになってからも、いま一つ関わることが少ない分野でした。
給与計算で介護保険料の料率を確認するくらいでしょうか。
もちろん、介護保険のプロという社労士さんもいらっしゃるはずですが、僕はこんな感じです…。
これから、介護保険の制度は重要なものになると個人的に考えています。
そこで、介護保険の知識を付けたいと思い、本を買ってみました。
僕が買ったのはコチラの本「スッキリわかる介護保険」( ➡ https://amzn.to/3x9aUdz )です。
作者の本間 清文(ほんま きよふみ)さんは、社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員の資格を持っている方です。
現在は、地域包括支援センターのセンター長とのことです。
出版社は、ナツメ社です。昨年に改定版として第2版が刊行されています。
わかりやすく優しい解説!のキャッチコピーにふさわしい良い入門書でした。
次の項では、簡単におすすめポイントをご紹介します。
イラストや図表が多く理解しやすい。
この本の良いところは、イラストや図表が多いところです。
どうしてもなれない分野の勉強をするときは、文字だけでは辛くなってしまいます。
聞きなれない制度は、イラスト付きで解説されているところが多いです。
また、介護サービスは複雑な仕組みや手続きの流れを取るものが多いです。
そういったものはフローチャートのように図解されています。
因みにフルカラーなので目にも優しいです。
僕は入門書としてこの本を買っていたので、とっつきやすい構成はすごく助かりました。
制度の基本から利用の流れ、介護サービスの種類まで。
入門書という位置づけの本ですが内容は多岐にわたります。
制度の基本は、試験勉強でも習ったところですが、改めて勉強すると興味深い内容でした。
介護サービスの利用の流れは、僕にとっては、ほぼ未知の世界でした。
相談から始まり給付までわかりやすく解説されています。
僕は、「最初の相談と言ってもどこに?」というレベルの知識だったので、基本の基本からの解説で参考になりました。
介護サービスの種類は、施設の入所や訪問、福祉用具などはイメージできていたのですが、実際にはもっとたくさん、細かくサービスが分かれていて驚きました。
そういった多岐にわたるサービスが解説されています。(見やすい図解付きです。)
索引が便利!
この本は、最後に索引がついています。
一通り読んだ後は、調べたい内容をピンポイントで調べる使い方も良いと思います。
辞典のようなイメージですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 「スッキリわかる介護保険」は、介護保険の入門書!
- 図解が多く、内容を理解しやすい!
- 制度の基本から、サービス利用の流れ、サービスの種類など幅広く解説!
これから介護保険の存在は、さらに重要なものになっていくと思っています。
それに伴い制度も複雑になっていくかもしれません。
時代に対応できるようにこれからも関心を持って行きたいと思います。
介護保険の入門書をお探しの方、ぜひご参考ください。
このブログでは、今後も僕が読んだ本を紹介させていただく予定です。
前回のブックレビューは、安全衛生法の本でした↓
ご参考いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。