社労士試験の時、労働安全衛生法が苦手だった方は少なくないと思います。
安全衛生法がわかりやすくまとまった一冊をご紹介します。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
従業員の安全や健康についての労働安全衛生法という法律があります。
なんとなく難しそうなイメージがありますが大切な法律です。
今回は、労働安全衛生法のわかりやすい本をご紹介します。
※ 記事には、プロモーションが含まれます。
【ブックレビュー】読みやすい!「早わかり労働安全衛生法」!
僕は試験勉強をしていた頃は、社労士実務にはついていませんでした。
そのせいか、労働安全衛生法はなんとなくピンと来ない内容が多く、好きな科目ではありませんでした。
ところが、実務を始めてみると安全衛生の大切さに気付かされます。
職場の安全衛生は労務管理の基本事項の一つだと痛感することも多いです。
また、衛生管理者など手続きが発生することも多く、改めて勉強したいと思うようになりました。
そこで買った本がこちら「早わかり労働安全衛生法」(➡ https://amzn.to/3l49lqH )です。
労働安全衛生法に特化した貴重な一冊です。
東洋経済新報社から出版されています。
著者は、3名の社労士さんです。
近藤 恵子先生、小林 浩志先生、中山 寛之先生です。
他にも著書を書かれている有名な先生のようです。
次の項では、簡単にですが、内容のご紹介をいたします。
見開きで1テーマずつの解説!
この本は、全8章でできています。
第1章 労働安全衛生法とはどんな法律?
第2章 安全衛生管理体制を見てみよう
第3章 労働者の危険と健康障害を防止するために
第4章 特に危険な作業を必要とする機械と有害物質の規制
第5章 派遣労働者の安全衛生
第6章 労働者が就業するために必要なこととは?
第7章 健康の保持増進のためにすべきこと
第8章 監督、その他
結構多いですね。
と思うかもしれませんが、ポイントが非常にコンパクトにまとまっているので思ったほど重たくはないです。
入門書といった感じで広く安全衛生法の概要を理解できます。
図表が多く、視覚的にも理解でき、文字だらけ…ということはありません。
ページ数は150ページほどです。
各章ごとに、小テーマを解説していくスタイルです。
「事業者」と「労働者」の違いという基本的なテーマから、安全管理者や衛生管理者の話や、安全衛生教育、健康診断について…などなど安全衛生法のポイントを網羅したものになっています。
健康についての章では、比較的新しい制度ストレスチェックについても記載されています。手順が図表で紹介されていて非常にわかりやすいです。
僕が個人的にありがたいと思ったのは、これらの小テーマがそれぞれ見開きの2ページで解説されているところです。
こういった本を読んでいるとき…
内容が難しい…読むのが疲れてしまう。
となってしまうのは、僕だけではないはずです。
この本は、各テーマがコンパクトにまとめてあるのでサクサクと読み進められます。
一度通しでさっと読み、その後は気になったところを都度、参考にしていく、という使い方が良いかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 早わかり労働安全衛生法 (➡ https://amzn.to/3l49lqH )は、労働安全衛生法に特化した入門書です。
- 基本的なテーマから、実務でも大切なポイントまで網羅されています。
- 図表が多く、各テーマが見開きページでコンパクトにまとめられていて、サクサクと読み進められます。
試験の時は、暗記暗記の科目でしたが実務では大切な分野だと思います。
社労士だけでなく、会社でこういった分野を担当者されている方にもおすすめです。
ご興味がありましたら、ぜひ手に取ってみてください。
この本は入門書といった位置づけとなります。
この本をきっかけにレベルの高い本に挑戦するのもよさそうです。
おススメの一冊です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。