ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
老齢基礎年金、老齢厚生年金などの年金は、お給料と同じように源泉徴収がされます。
その年金の金額や源泉徴収された所得税額等のお知らせとして、源泉徴収票が届きます。
今回は、公的年金の源泉徴収票のご紹介をさせていただきます。
こんな疑問をお持ちの方、ぜひご参考ください。

年金の源泉徴収票は、いつ届く?

紛失しました!再発行できる?

確定申告の時は、添付しなきゃダメ?
【令和3年対応・確定申告】いつ届く?再発行は?年金の源泉徴収票の疑問を解決!

会社員さんで、お給料を受け取っている人は源泉徴収が行われ、
毎年、源泉徴収票が発行されていますね。
同じように、老齢基礎年金などの老齢や退職が原因で支給される年金は、源泉徴収がされます。
その後、一年分の源泉徴収の結果として、源泉徴収票が発行されます。
年に一度のことなので、色々な疑問が起きるかと思います。
次の項から、ひとつずつ解決していきます。
送られてこない?源泉徴収票の届く時期は?

まずは、「年金の源泉徴収票は、いつ届くか?」や「送られてこない!」というところからです。
届く時期については、

各年ごとに、翌年の1月中旬頃から、発送されます。
という具合になっています。
例えば…令和1年の公的年金の源泉徴収票➡令和2年の1月中旬頃から発送
といった感じですね。

そうなると、令和2年の年金の源泉徴収票は、いつ届くの?
年金機構のホームページによると、
令和2年の年金の源泉徴収票は、令和3年1月9日(土曜)から16日(土曜)にかけて順次発送の予定とのことです。
詳細は以下のページより、
例年通りのスケジュールですね。
郵便事情もありますが、2月に入っても届かないというときは、問い合わせた方が良いかもしれません。

年金の源泉徴収票の問い合わせ先が、どこだかわかりません!
年金事務所のお客様相談室という係になります。(年金事務所のお仕事紹介の記事は➡コチラ)
また、電話での相談専用窓口のねんきんダイヤルも利用できます。
電話がつながらない時は、併せてご利用ください。
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源泉徴収票を紛失!再発行の方法は、3種類!

僕はサラリーマン時代、何度か源泉徴収票を紛失してしまい会社に再発行してもらっていました。
源泉徴収票は、なぜか紛失しますね。(僕だけでしょうか?)
年金の源泉徴収票も紛失した場合は、再発行ができます。

再交付は、どこへ依頼すればよいですか?
一つずつ、確認していきます。
電話での再発行
まずは、電話での再発行の方法があります。
先ほど紹介の、ねんきんダイヤルが電話での窓口となっています。
ねんきんダイヤルは➡コチラ(年金機構ホームページ)
基礎年金番号が必要になりますので、
準備したうえで電話することをお勧めします。
氏名や住所などの確認ができたら、年金機構に登録されている住所へ送付されます。

再交付申請をしてから、どれくらいで届きますか?
例年ですと、2週間くらいかかるとのことです。
お急ぎの時は、窓口への来訪が推奨されています。
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窓口での再交付申請
年金事務所の窓口へ行くと、電話より早く手に入ります。
窓口へ行く際は、必要な持ち物がありますので、年金機構のホームページを引用します。
出典 : 日本年金機構 源泉徴収票の再交付の受付
本人が行く場合と、代理人が行く場合で内容が異なっていますのでご注意ください。

家族の源泉徴収票を代理で再発行に行きます。
委任状って何ですか?
手続きを代理人にお任せしますという書類になります。
決まった様式はありませんが、年金機構のホームページに見本がありますのでご紹介します。➡コチラ
ねんきんネットを使った方法
インターネット環境があるときは、ねんきんネットというサービスを使うこともできます。
源泉徴収票の内容だけを確認することもでき、
再発行の手続きをすることもできます。
年金の記録を確認することもできて、便利なツールです。
なお、利用には登録が必要になります。
ねんきんネットの登録は➡コチラより
確定申告時の源泉徴収票の添付は、不要になりました。

年金以外の他の収入がある場合や、
ふるさと納税や医療費控除を申告して還付を受けたい場合などで、
確定申告へ行く方も多いかと思います。
従来は、確定申告のときには、源泉徴収票の添付が必要でしたが
現在は、添付不要となっております。
しかし、内容については記載する必要があるため紛失した場合は、
先ほどの方法で再交付等をしていただければと思います。
なお、確定申告に関することの詳細は、税理士さんや税務署などへお問い合わせください。

確定申告の相談をしたいけど、どの税理士さんが良いのかわからない…
という方も少なくないかと思います。
税理士ドットコムという無料で利用できる税理士紹介サービスがありますので、
ご興味のある方は、ぜひご利用ください。
リンクは、こちらより➡税理士ドットコム
また、年金受給者の方向けの確定申告の本( https://amzn.to/37dAelO )もありますので、
参考にしても良いかもしれませんね。
障害年金・遺族年金の受給者の方へは、源泉徴収が発行されません。

障害年金・遺族年金は、所得税などの対象にならないため源泉徴収票が発行されません。
これらは、非課税収入に該当するということになります。
これらの障害・遺族年金を受給されている方は、ご注意ください。
一方、老齢基礎年金などの老齢や退職による年金は、
課税対象となるため源泉徴収がされます。
そのため、先ほどまでの項で紹介したように源泉徴収票が届くということですね。
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まとめ ~源泉徴収票の内容を確認しましょう~

いかがでしたでしょうか。
- 年金の源泉徴収票は、対象年の翌年1月中旬ごろから順次送付されます。令和2年分は、令和3年1月9日から16日にかけて!
- 源泉徴収票を紛失した場合は、再発行可能。電話や年金事務所窓口、インターネットでも可能!
- 確定申告で源泉徴収票の添付は不要ですが、正確な内容を申告する必要あり。
ご参考いただければ、幸いです。
日頃馴染みのないところかと思いますので、
内容について、疑問に思うことは年金機構(年金事務所)へ確認することをお勧めします。
年金機構のWebサイトでも詳しく書かれていますので、ぜひご確認ください。
この記事は、以下のページを参考にさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。