最低賃金の金額は、毎年見直しがされます。
2024年は、50円程度の引き上げが見込まれています。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
労働者が受け取る賃金には、最低ラインとなる最低賃金が法律で決められています。
地域別最低賃金は、1年ごとに見直しがされます。
2024年の地域別最低賃金については、50円程度引き上げとなる見込みです。
今回は、2024年の最低賃金についてご紹介いたします。
※ この記事は速報的内容となりますので、内容が変更される可能性があります。
→ 続報を記事にまとめました。併せてご参考ください。
【改正】2024年最低賃金は、50円引き上げの方向で決定
まずは、ニュースサイトをご案内いたします。
最低賃金は、ここ数年は上昇傾向にありました。
昨年は43円程度の過去最大規模の引き上げとなり、大きな話題になっていました。
今年は、昨年を上回る50円程度の引き上げが見込まれています。
ここ2年で約100円の上昇と考えると驚きの数字だと個人的には思っています。
これにより、全国平均は1,050円を超えることが予測されます。
※ 全国平均なので、都道府県によっては1,000円を下回るところもあります。
東京は現在1,113円なので、このまま改定がされると1,163円程度になりそうです。
適用は、例年10月から
もう7月なのに、2024年最低賃金の話題が今ごろ…?
と思われてしまうかもしれませんが、地域別最低賃金は例年10月より適用されます。
今年も同様に10月から適用されると考えられます。
10年前の最低賃金は…
今回の記事では、最低賃金の全国平均が1,050円程度になる見込みとご紹介いたしました。
過去の状況が少し気になり、調べてみたところ10年前(平成26年)は、全国平均は780円だったということが分かりました。
さらにさかのぼり16年は665円でした。
ここ10年での上がり方のすさまじさが伝わります。
国としては、1,500円を目標としているようで、今後の動きも注目です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2024年最低賃金についてご紹介いたしました。
- 2024年の地域別最低賃金については、50円程度引き上げとなる見込みです。
- 予定通りの引き上げられると全国平均は、1054円となります。
- 最低賃金は、例年10月から適用されます。
賃金の決定の際など、ぜひご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。