会社で厚生年金に加入すると、保険料を負担することになります。
協会けんぽの健康保険料は都道府県によって異なりますが、厚生年金保険料は地域差はあるのでしょうか。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
健康保険や厚生年金、介護保険料、雇用保険料はそれぞれで保険料率が決められています。
協会けんぽ(全国健康保険協会)の健康保険料率は、都道府県ごとに差があります。
厚生年金保険料も、地域差はあるのでしょうか。
【地域差は無し】厚生年金保険料率は、都道府県で地域差は?
健康保険と厚生年金の保険料は、セットで語られることが多いものとなります。
協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入している場合、健康保険料率は都道府県ごとに設定がされます。
親戚(?)の厚生年金保険料率は、どうでしょうか。
厚生年金保険料率は、全国共通で地域差はありません。
このように、健康保険と違い、厚生年金保険料率は共通となっています。
うちの会社は健康保険組合なのですが、厚生年金保険料に違いはありますか?
健康保険組合に加入していても厚生年金の保険料率は共通です。
健康保険に比べると、シンプルなので楽な面もあるかと思います。
厚生年金の保険料率は18.3%で固定
現在厚生年金の保険料率は、18.3%で固定されています。
(折半されるので、控除するときは9.15%)
数年前までは段階的に毎年上がっていたのですが、その後は固定されています。
健康保険は、毎年、保険料率の見直しがされますが、厚生年金は変わることはありません。
似ているようで違うところも多い健康保険と厚生年金の保険料率となります。
保険料の計算という面では、全国共通で率も固定されている厚生年金はやはりシンプルでありがたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
厚生年金保険料率の地域差についてご紹介いたしました。
- 厚生年金保険料は、地域差はなく、全国共通です。
- 健康保険組合加入でも、厚生年金は共通です。
- 厚生年金の保険料率は18.3%で固定されています。
各種保険料を計算する際、ご参考いただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。