雇用保険料率は、毎年度見直しがされます。
令和6年(2024年)度の保険料率が厚生労働省より発表されました。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
雇用保険加入者は、お給料から雇用保険料が控除されます。
保険料率は、年度ごとに見直しがされ厚生労働省より発表されます。
令和6年度の保険料率が発表されましたので、ご紹介いたします。
保険料率の変遷も紹介していますので、併せてご覧ください。
※ 令和5年度の解説記事はこちらです。
【前年度から据え置き】令和6年(2024年)度雇用保険料率が発表されました。
早速、令和6年(2024年)度雇用保険料率をご案内いたします。
厚生労働省のホームページにて確認ができます。
労働者負担と会社負担が分かれていますので、それぞれご確認ください。
保険料率は、前年度と変更はなく据え置きとなります。
元のサイトはこちらです。
保険料率は、業種ごとに設定がされています。
ご確認のうえ、保険料計算をいただければと思います。
雇用保険料率の変遷
雇用保険料率は年度ごとに見直し(※)がされ、令和6年(2024年)度は据え置きとご紹介いたしました。
(※) 令和4年度は、例外的に年度途中で変更
雇用保険料率は、ここ数年下がり続けた後、上がり続けるという変遷をしています。
一般の業種、労働者負担分に着目しますと、10年前の平成26年は5/1,000でした。
その後下がり続け、令和4年度前半までは3/1,000となっていました。
その後、新型コロナの影響もあり上昇を続け、現在は6/1,000となっています。
今後の動きにも注目していきたいです。
まとめ
いかがでしたしょうか。
令和6年(2024年)度雇用保険料率についてご紹介いたしました。
- 令和6年度の雇用保険料率は、前年度と変更はなく据え置きとなります。
- 一般の業種の労働者負担は、6/1,000です。
- 雇用保険料率は一時期下がっていましたが、ここ数年は上昇しています。
雇用保険料の計算の際など、ぜひご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。