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毎月の社会保険料の金額を気にされることは少なくないかと思います。
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保険料が上がる時期というのは決まっているのでしょうか。
ブログへお越しいただきありがとうございます。
社会保険労務士の鈴木翔太郎と申します。
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社会保険に加入していると、保険料がお給料から控除されています。
給与明細書を見て確認ができますね。
その保険料が急に高くなった!と思うことはありませんか?
社会保険が上がる時期は決まっているのでしょうか?
今回は、社会保険料が上がる時期についてご紹介いたします。
※この記事では、社会保険料は健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料を表すものとさせていただきます。
【健康保険・介護保険・厚生年金】保険料が高くなった!社会保険料が上がる時期とは?
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結論から申し上げますと、社会保険料はどの月でも上がる可能性があります。
社会保険には随時改定という保険料改定の仕組みがあり、文字通り随時に改定が行われます。
➡ 日本年金機構 随時改定(月額変更届)
解説記事はこちら
そのほかにも、育児(産前産後)休業終了時の月額変更届による改定もどの月でも発生します。
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でも、周りの多くの人が上がったっていう時期もある気がします。
確かにどの月でも上がる可能性はあるのですが、多くの人が上がる時期があります。
それは3月(4月)、9月(10月)、7月(8月)です。
※保険料は、翌月のお給料から控除されることが多いのでカッコで翌月を記載しています。
3月(4月)は、健康保険・介護保険料の改定時期
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協会けんぽは、毎年3月に保険料率の改定を行います。
健康保険組合も3月に改定というところが多いようです。
そのため、3月の健康保険料・介護保険料は上がることが多いです。(下がっていることもあります。)
多くの会社では社会保険料は翌月に控除すると思います。
4月のお給料で健康保険料・介護保険料が上がっていたら料率改定によるものの可能性が高いです。
協会けんぽの保険料率についての解説は、こちらです。
9月(10月)は、定時決定(算定基礎届)の反映時期
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おそらく、保険料が上がった!という声が一番多いのはこの時期かと思います。
社会保険料は、定時決定という手続きで毎年見直しがされます。
一部の例外のケースを除き、ほぼ全加入者の報酬が算定基礎届という書類で年金機構へ届けられます。
算定基礎届による社会保険料は、9月から反映されます。
多くの会社では翌月お給料から控除されるので、10月に保険料が上がった!という声が聞こえてくるものと思われます。(下がるケースもあります)
9月(10月)に社会保険料が上がったら、定時決定によるものの可能性が高いです。
7月(8月)は、4月昇給の随時改定の時期
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最初にご紹介のように、随時改定とは文字通り随時保険料が改定される仕組みです。
どの月でも改定の可能性はあるのですが、7月は随時改定する人が多い月になります。
理由は、4月に昇給がされる会社が多いためです。
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4月の昇給なのになんで、7月に改定されるの?
随時改定がされるのは、固定給(お給料)に変動があってから3ヵ月後となります。
そのため、4月昇給の随時改定は7月にされます。
多くの会社では翌月お給料から控除されるので、8月のお給料で保険料が上がった!という声が上がるこ都が比較的多いかと思います。
7月(8月)で保険料が上がったら4月昇給の随時改定のケースが考えられます。
昇給月が異なる会社でも、「3ヶ月後」ということは覚えておくと便利かもしれません。
まとめ
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いかがでしたでしょうか。
- 社会保険料は、随時改定という仕組みがあり、どの月でも上がる可能性があります。
- ただし、3月(4月)、9月(10月)、7月(8月)は、上がることが多い月です。
- 3月(4月)は、健康保険・介護保険料の改定時期です。
- 9月(10月)は、定時決定(算定基礎届)の反映時期です。
- 7月(8月)は、4月昇給の随時改定の時期です。
社会保険料が急に変わったと思ったときは、ご参考ください。
このブログでは、他にも社会保険にまつわるコラムを書かせていただいています。
「中途入社・退職者の社会保険料は、日割りできる?」記事はコチラ⇊
その他の記事も併せてご参考ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。